目次
美容室にマツエクサロンを併設するメリット・デメリット
メリット① 美容師のネクストキャリアとして採用しやすい

まつげエクステは美容師免許を取得していて、技術者で講習を受けている人であれば施術は可能です。雇用しているスタイリストの中から講習を受けて、技術を身につければアイリストとしても勤務ができます。また、スタイリストがアイリストも兼任することでヘアサロンに来たお客様も自分の好みを知っている美容師ならアイビューティも任せることができるので、アイビューティーの新規顧客に繋がりやすくなるでしょう。
メリット② サロン全体の売り上げがアップする
アイビューティーを併設するということは、その分お客様に提供できるメニューも増えるということ。ヘアやネイルまつげエクステ、まつげパーマ、アイブロウのセットメニューを設ければ、お客様一人当たりの単価も伸ばすことも可能です。同時施術出来るものがあれば、追加時間がかからないこともセットメニューのいいところではないでしょうか。
メリット③ 新たな集客チャンスができる
これまで来店されていたヘアのお客様に加えて、アイビューティーのメニューで新規来店されるお客様も増えるので、サロンの認知度向上にも繋がります。アイビューティーで常連になってくださったお客様がヘアも同じサロンで施術を受けるようになることも増えてくるでしょう。
メリット④ 他の美容室と差別化ができる
競争が激しい美容業界で生き残るためには、競合店との差別化が必要です。例えば、以下のような施策を打ち出すことが可能になります。
- まつげパーマとヘアのセットメニューが出せる
- マツエクに合わせたカットを提案する
- ブライダルのトータルサポートができることを売りにする
アイビューティーサロンが併設された美容室だからこそ出せる強みをアピールすることで、他の競合店との差別化が図ることができます。
美容院とアイビューティサロンを併設するデメリット
- スペースがない限りヘアブースを減らして新設する必要がある。
- ヘアスタイリストが新たにアイリストとしての技術を取得する場合は練習の時間が必要。
- 美容室でマツエクサロンを併設する場合、専門店とは異なりヘア材やグルーの匂いなど、お客様が快適に施術が受けられる環境作りが必要。
- メニューが増えることで予約管理が複雑になりやすい傾向があるので工夫が必要。
お客様にとってのメリット
「スケジュール調整が難しい」「なかなか仕事の休みがとれない」「子育て中だと一人で外出する時間が限られている」「美容に費やす時間はまとめたい」といった理由から、トータルビューティーサロンのニーズが高まりつつあります。同じサロン内で同日にヘアもマツエクもできたら、かなりの時間短縮になります。美容院に通う頻度も増やせるかもしれません。
美容室でマツエクサロンを併設する際に気を付けるポイント

アイビューティーの施術スペース・環境を確保する
保健所による美容登録のチェック項目に沿ってスペースを確保する必要があります。現状サロンに空いているスペースがない場合、ヘアの席の数席をなくして個室のように間仕切りして確保しましょう。
パーティション等で区切る事も可能ですが、マツエク、まつげパーマを受けるお客様が快適に過ごせるように完全個室のような空間の方が望ましいです。
マツエク、まつげパーマを受けるお客様の多くは施術中静かに眠って過ごしたいと思っています。そこで雑音や関係のない会話が聞こえてくると快適に過ごせる空間とは言えません。
また個室にする事でマツエクに使用するグルーなどの商材もより良い環境で保管できます。マツエクグルーは温度変化に弱くドライヤーの熱やパーマのヒーターによる熱は大敵です。
シャンプー台による湿度の変化にも注意が必要です。施術中もカラー剤やパーマ剤から揮発する成分によってグルーのパフォーマンスが落ちる事もあるので要注意です。
マツエクのスペースに換気扇や窓も必須です。マツエクグルーから揮発するホルムアルデヒドが空気中に多くなると目がしみたり刺激臭がしてお客様もアイリストも不快な環境になるので大事なポイントです。
施術者の確保

美容室に新たにアイリストを迎えるパターンと現在サロンに在籍している美容師がアイビューティー関連の講習を受けたり資格を取得して努めるパターンがあります。
既存の美容師が務める場合はヘアの予約と被らないよう調整したり、ヘアの業務と並行してアイビューティーの練習もするので技術の習得に数か月以上の長期間を要するでしょう。
しかし一人前のアイリストとして施術を開始したらヘアで指名のお客様がアイビューティーでも通っていただけるきっかけになる事が期待できます。
比べてアイビューティー専門のアイリストを採用すると既に必要な技術や知識が身についているので新たに教育などは必要なく専門的に行っている方がトレンドも抑えられ、最新の技法なども取り入れやすいでしょう。
ただし、従業員が増える事になる為人件費も増えますのでご自身のサロンにはどちらが合うのかよく検討しましょう。
まとめ
美容室にアイビューティーを導入すると、新規客の取り込みや売り上げアップが見込めます。また他の競合店と差別化できるなど様々なのメリットがあります。一方で目元のならではのトラブルが発生することもあり、人材・在庫管理が複雑になったりすることが懸念されます。雇用は専属のアイリストを常駐させるのか、美容師が兼任するのか、または癒しの空間を提供できるのか、なども事前にしっかりと確認しましょう。
