LINE公式アカウントの開設の流れ

《STEP1》「アカウントを作成」を選択

下記のURLから「アカウントを作成」を選択します。

LINE公式アカウントの作成

《STEP2》 個人のLINEアカウントもしくは、メールアドレスを登録

続いて表示される下記画面にて、現在使用している個人のLINE アカウントもしくはメールアドレスを登録することで、LINE 公式アカウントを作成することができます。個人のLINE アカウントで登録する場合、個人のアカウントとLINE 公式アカウントを連携させることで開設が完了します。メールアドレスで登録を選択した場合には、メールアドレスと必要情報を入力することで開設することができます。

《STEP3》管理画面にログインして完了

管理画面(LINE Official Account Manager)にログインできたら、アカウント開設は完了です。LINE 公式アカウントの基本設定を進めましょう。

LINE公式アカウント 5つの基本設定

【LINE公式アカウントの5つの設定①】「あいさつメッセージ」の設定

友だち追加時に送られる「あいさつメッセージ」は、LINE 公式アカウントの第一印象を決める重要な役割を担います。友だち追加後、すぐに配信されるため、読まれる可能性が高いという特長もあります。

おすすめの文章構成

  • アカウントの自己紹介やどのような情報を配信するかを伝える
  • アカウント内でユーザーができることを伝え、アクションを促す
  • 初回限定クーポンなど、友だちになるメリットをつける
  • 通知オフの方法を伝え、ブロックを阻止する

【LINE公式アカウントの5つの設定②】「 応答メッセージ/AI応答メッセージ」の設定

「応答メッセージ」とは?

「応答メッセージ」とは、友だちからチャットで話しかけられた際の返信対応を自動化する機能です。例えば、営業時間・住所・電話番号・決済方法など、よくある問い合わせに含まれるキーワードに対して回答となるメッセージを設定しておくことで、問い合わせ対応にかかる時間や負担が削減できます。また、営業時間外や定休日などでメッセージが確認できない場合でも、ユーザーを待たせることなく返信することができます。

応答メッセージには、2 つのタイプがあります。2 つは併用できるので、想定されるキーワードがあればキーワード応答の設定をしておき、それ以外のメッセージにはランダム応答を利用する方法がオススメです。

「AI応答メッセージ」とは?

「AI 応答メッセージ」とは、ユーザーからの問い合わせ内容をAI が判別し、適切なメッセージを自動返信する機能です。応答メッセージのように事前にキーワードや返信内容を設定する必要はありません。AI 応答メッセージの返信内容は「一般的な質問」「基本情報」「業種カテゴリー別」「予約」という4 つのカテゴリーに分かれています。カテゴリー別の返信内容は管理画面から確認・編集が可能で、メッセージごとにオンとオフを切り替えることもできます。

「 一般的な質問」と「基本情報」は、事前に管理画面で用意されているテンプレートメッセージを使用した設定が可能です。

「AI応答メッセージ」を使用する時の注意点

  • 返信するメッセージは、あらかじめ設定しておく必要がある
  • 現在のAI 応答メッセージは簡単な質問にしか対応できず、
  • 応答不可のメッセージを返信する場合がある
  • 応えられなかった質問はチャットなどで対応する必要がある

現在のAI 応答メッセージは、チャットのサポート的な位置付けと考えた方が良いかもしれません。全ての質問に回答できる訳ではないので、回答できない場合のフォローの運用(チャットで返信するなど)は考えておく必要があります。

【LINE公式アカウントの5つの設定③】「 リッチメニュー」の設定

「リッチメニュー」とは?

「リッチメニュー」は、トーク画面下部(キーボードエリア)に固定で表示されるメニュー機能です。リッチメニューには、クーポンやショップカードなどのLINE 公式アカウントの機能のほか、EC サイトや予約サイトなど、外部サイトへのリンクを設定できます。

設定① 表示/非表示の切り替えや期間による出し分け

トーク画面を開いた際、リッチメニューをデフォルトで表示させるか、非表示にするかを管理画面上で設定することができます。デフォルトで「表示する」を設定すると、ユーザーがトーク画面を開いたとき、リッチメニューがすでに表示された状態になります。「表示しない」に設定すると、メニューバーだけが表示され、ユーザーがメニューバーをタップすることでリッチメニューが表示されるようになります。また、リッチメニューごとに表示する期間を指定することができます。例えば、「サマーセール」や「プレゼントキャンペーン」などの訴求を含めたリッチメニューを1 カ月限定の期間で表示させ、セールやキャンペーン終了後に通常のリッチメニューに戻すといった設定が可能です。

設定② ショップカードへの誘導

ショップカードは従来のポイントカード に代わるLINE 公式アカウントの機能で、 特典を用意して来店を促進するなどの活 用が可能です。 リッチメニューに表示することで、ショッ プカードの利用率を高めるだけでなく、 店舗の顧客ロイヤリティーを高めること にもつながります。

設定③ クーポンへの誘導

コンテンツ設定のアクションで「クーポ ン」を選択すると、遷移先をクーポン画 面に設定することができます。クーポン をリッチメニューに表示させておくこと で、ユーザーに存在を気付いてもらいや すくなります。

設定④ HPやインスタへの誘導

ユーザーの使用頻度の多いLINE に自社のホームページやインスタを貼ることで、商品のメニューなどの情報を得やすくなり、来店率をあげます。

【LINE公式アカウントの5つの設定④】「ショップカード」の設定

店舗では、紙のポイントカードを使って来店や商品購入に応じてポイントを付与したりしますが、 LINE 公式アカウントの「ショップカード」は、このポイントカードを LINE 上で発行・管理できる機能です。

LINE公式アカウントの「ショップカード」のメリット

  • 紙のように無した忘れたということもなく紙のコストもかかない
  • LINE を通してポイントの有効期限を伝え再来店の促すこともできる
  • ユーザーがショップカードを利用するためには、LINE 公式アカウントを友だち追加する必要ため自然にユーザーと繋がれる

ショップカードの効果的な設定方法

①初回取得ボーナスを設定する

ユーザーがショップカードを取得した際、初回ボーナスとして普段よりも付与するポイント数を高く設定することができます。「初回は特別に 2 ポイント付与」などのお得感を伝えることで、ショップカードの発行とともに友だち追加を促すことができます。

②ゴールまでに必要となるポイント数は少なめに設定する

ユーザーが特典を受け取ることができる「ゴール」に到達するまでのポイント数を低めに設定しましょう。数回の来店で特典が受け取れることをユーザーに伝えることで、ショップカードの発行を促すとともに再来店を促すことができます。

③ゴール到達前の「中間ポイント」を設定する

ゴールの到達までに必要なポイント数を低くする以外にも、ゴール到達前の「中間ポイント」を設定しましょう。中間ポイントでも特典を付与し、段々と特典内容がグレードアップしていく設定が効果的です。ゴールするまでの間にも細かく特典を受け取れるため、ユーザーの利用意向や再来店のモチベーションを高めることができます。

【LINE公式アカウントの5つの設定⑤】「クーポン」機能の設定

LINE 公式アカウントの「クーポン」は、来店時に利用できるデジタルクーポンを友だち追加してくれたユーザーに対して配信できる機能です。基本的には「紙のクーポン」と同じような使い方ですが、友だち限定のお得な情報としてクーポンを配信することで来店を促すことができます。

LINE公式アカウント「クーポン」3つのメリット

  • クーポンを使ってユーザーの反応や行動を喚起できる
  • その場で使えるクーポンを訴求することで、友だち追加のハードルを下げることができる
  • 紙のクーポンと異なり、管理画面の分析画面からクーポンごとの開封者数や使用者数が確認できる

「クーポン」の効果的な使い方

①友だち登録時の「初回メッセージ」に入れる

友だち登録時の「初回メッセージ」は読まれる可能性が非常に高く、クーポンを配信するとお得感を与えられます。また、商品購入時の決済直後なども顧客の購買意欲が依然高い状態であるため、限定クーポンなどを配信すると再度購入を検討してもらいやすくなります。

②アンケートのお礼に添付する

LINE 公式アカウントには「リサーチ」と呼ばれるアンケート機能が備わっており、アンケートに回答してくれた顧客に対して、お礼メッセージと一緒にクーポンを送信することができます。なお、アンケートで「どのようなクーポンがあると嬉しいか」など顧客に直接ヒアリングをして、特典内容の改善につなげるのも有効です。

③データ分析を利用する

紙のクーポンと異なり、LINE 公式アカウントのクーポン機能は細かい効果検証が可能です。管理画面にある「分析」メニューから、クーポンを開封した人数、実際に使用した人数、さらに年代、性別、居住地などの属性を確認することができます。 ターゲットにあったクーポンを配布することで効果が高まります。

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